YASHICA Mat 124 G フィルム自家現像からの撤退に伴い、次使っていただける方にお譲りします。 先週、姪が産んだ子を撮影したのが最終使用履歴です。 本機体での過去の作例は、以下のブログにあります。 http://blog.livedoor.jp/ugen/ 露出計正常機能してます。 フィルム室への実害のある光漏れは確認されません。 革ケース外観は、使用感があります。 レンズフィルターは、ケンコーとyashica純正それぞれついてます。 レンズカバーがありますが、革ケースを使っていると不要なので、使ってませんでした。 露出計用電源ボックスに現在一般市販されているSR43型1.5Vボタン電池を1.3Vへ降圧して使用するためのアダプタをおつけしておきます。 　本来の純正電池mr-9型水銀電池は電圧が1.3Vです。形だけmr9型にした互換アルカリ電池1.5Vでは電圧が高くよろしくないです。 露出計は一応ついてはいますが、昔の露出計なので、これに頼るよりは、自身で入射光型露出計を使って、ハイライトとニュートラルグレイ、シャドウを設定すると良いでしょう。 セルフタイマーのゼンマイが日和見でジャムります。動きが渋い時は無理に触らない方が良いでしょう。 よくも悪くも、昔ながらのシンプルなテッサー型にある、ボケ領域の収差がすごく出るレンズです。その分、結像面での解像度は、すごく良いです。なので、微粒子現像をしつつ、意図的に境界効果を出す現像工程を意識してシャープさを出さないと、解像度高すぎて何か眠たい絵になります。 こういう低性能なレンズを使うと、色々レンズとフィルムの現像技術の勉強になります。 レンズのコーティングカラーは青紫を伴って美しいです。 解放でのピント合わせはかなりシビアです。 ルーペを使っても、50歳前のおっさんにはもうなかなか辛いです。眼力のある若い人向けですね。 フラッシュ用接点のアダプタと水準器をおつけします。慣れるまでは逆像ファインダの鉛直出しに苦労すると思いますので。 二眼レフが初めての人は、操作方法を良くネットの情報で予習してから使ってください。直感頼りに触るとカメラを壊してしまいます。この時代のカメラは、素人がいきなり扱う様には作られていないデリケートな器機です。 瑕疵責任と初期不良による返品は、着荷後1週間受け付けます。